草野球のために走り込む

草野球に勝つためのトレーニングとして、走り込みをすることが多いです。スタミナをつけるためにピッチャーは特に多く走ります。高校野球で活躍した有名ピッチャーでも、中学生の頃から毎日10kmも走り込んでいたそうです。

走り込みのメリットは、毛細血管が増えることです。毛細血管は激しい運動をすると切れてしまい、再び繋がることはありません。しかし、ロードワークやジョギングなどの有酸素運動を継続的に行うことで毛細血管を増やすことができます。草野球で体が火照って眠れないほどの体になってしまった時というのは、毛細血管が大量に切れている証拠です。走ることで毛細血管の数を増やすと、基礎運動体力を高めることができます。

増やすためのトレーニングは、たまにやるのでは効果がありません。1週間に1日だけ20kmを走るよりも、毎日3kmずつ走ってトータルで1週間に20kmを目指すという小分けのやり方の方が効果的です。

少しずつタイムと距離の目標を上げていくことで、効果的なトレーニング効果を得ることができます。

さらに乳酸を効率的に運動エネルギーとして使えるようになるためのMTCというタンパク質を増やす効果も得られるので、走り込みトレーニングは有効です。