トレーニングボールを使って握力を鍛える

バッターボックス

草野球では握力を使う動作には、ボールを投げる、バットを握ってボールを打つの二つに分けられます。ボールを投げる動作については投手が行いますが、ボールを握った時に自由に回転力を与えることができるため、カーブやスライダーなどの曲がりが大きくなります。

つまり投手はボールを握る力によって回転力に磨きがかかる状態になるため、草野球の投手は握力をトレーニングして打ちづらいボールを投げられるようにすると良いです。投手用のトレーニングボールが存在し、本来の公式球よりも重量の重いボールとなっており、それを活用することで理想的な握力を得ることが可能となります。

一方、打者はバットを握りボールを打ちそれを遠くに飛ばすことが望まれますが、バットの芯に当てることで遠くに飛ばすことができます。そのため鋭い打球を打つには、バットの握りを鍛える必要があり、ボールを捉えた時の瞬間に力点を得る必要があります。

それについてもトレーニングボールを用いれば、重量が重い分だけバットに当てた時の負荷がかかるため、バットを握った時の力の入れ具合を自然に体得することが可能です。草野球の場合は軟式球を使い、重量が軽いボールとなりますので、こうしたトレーニングボールの様な重さのあるボールを用いることは効果的となります。